実際に触って比べた記録

Catchyの言い換えの使い方|公式が説明しているのは「文章の雰囲気」

2026-09-20 公開

この記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。無料プランで実際に試した範囲の内容で、報酬額で順位を変えることはしていません。

結論から言うと、Catchyで「言い換え」をしたいなら、公式ヘルプが手順まで説明しているのは「文章の雰囲気」という3択の設定と、入力文そのものを書き直して再生成する方法の2つです。ツールの一覧は登録後の画面にしか出ないので、「言い換え」という名前のツールを登録前に探しても見つかりません。そして再生成は毎回クレジットを消費します。ここが無料プランで一番早く効いてくる制約です。

公式が文書で説明している「言い換え」は雰囲気の3択

Catchy のヘルプサイトには「文章の雰囲気(β版)について」というページがあり、こう書かれています。

Catchyでは、文章の雰囲気を下記の3つから選択することができます。 1. 丁寧 2. カジュアル 3. 大胆

この設定は特定のツール専用ではなく、生成ツールの画面から選ぶ形です。ヘルプでは同じ入力文を3つの雰囲気で生成した結果が、そのまま並べて載っています。入力したのはCatchy自身の紹介文で、出力の頭はこう変わりました。

読んで分かるとおり、変わるのは語調と文の長さで、話している中身は同じです。「カジュアル」は一人称の呼びかけが増えて短くなり、「大胆」は逆に一文が長くなって断定が強くなります。類語に置き換えるタイプの言い換えではありません。

なお公式は同じページに「※文章の雰囲気については、β版の提供となります。ご了承ください」と添えています。運営自身がまだ完成品として出していない機能だという前提は持っておいたほうがいいです。

言い換えに使える手段を並べる

2026年9月20日に公式ヘルプで確認できた記載だけで表にしました。消費クレジットは公式ヘルプ「長文を生成する方法」に数字が明記されているものを引いています。

手段変えられるもの1回の消費クレジット公式ヘルプの記載
文章の雰囲気を切り替えて再生成語調(丁寧/カジュアル/大胆)使うツールの消費数と同じ「文章の雰囲気(β版)について」に3例の出力つきで記載
入力文に説明を足して再生成出力の中身そのもの使うツールの消費数と同じ「良いテキストを生成するコツ」に手順と失敗例つきで記載
記事の本文(tools/111)見出し込みで1,000〜1,500字を作り直す4クレジット「1,000〜1,500文字程度の文章の出力が可能」
記事の本文(見出しごと)(tools/31)見出し1つ分だけを書き直す2クレジット「500字程度の1つの見出しの本文のみ生成することができる」

「言い換え」という名前のツールがあるかどうかは、この記事では確認できませんでした。 公式ヘルプの目次にその名前の項目は見当たらず、生成ツールの一覧はログイン後の画面にしか表示されないためです。公式サイトは「100種類の生成ツール」「100以上のツールを使うことが可能」とだけ書いていて、個別の名前は登録前に見られません。無料プランは「全生成ツール利用可能」なので、名前を確かめたいなら登録してツール画面を開くのが確実です。

判断軸は3つ

1. 言い換えたいのは「トーン」か「中身」か

ここを混同すると無駄にクレジットが減ります。

敬語をくだけさせたい、硬い広告文を親しみやすくしたい、といったトーンの問題なら「文章の雰囲気」で足ります。上の3例のとおり、同じ入力でも語尾と文の長さが実際に変わります。

一方、「言っていることがピント外れなので違う切り口にしたい」は雰囲気では直りません。公式ヘルプ「良いテキストを生成するコツ」は、入力側を直せという立場をはっきり取っています。

AIは人間のように、何となく文脈を察して言葉の意味や意図を判断したり、「あれ」「それ」といった指示名詞を理解することが苦手です。

ヘルプには「AIに質問」ツールで「お店といえば?」と聞いて失敗し、「お店といえば何?」に直したら意図どおりの回答が出た、という実例が画像つきで載っています。質問の形を変えただけで通ったという例なので、生成結果が気に入らないときはまず入力文を疑うほうが早い、ということになります。

2. やり直しの回数がそのまま費用になる

言い換えは1回で決まりません。ここが無料プランと相性の悪いところです。

無料プランは毎月10クレジット。短いコピー系のツールは1回1クレジットなので、雰囲気を3つとも試して気に入らずもう一度、という進め方でも数回は回ります。しかし記事の本文(tools/111)は1回4クレジットなので、雰囲気を変えて2回生成した時点で月の枠が8割方なくなります。公式ヘルプは本文が途切れたときの再生成についても「※追加で4クレジット消費します」と明記しています。

クレジットがどれくらい持つかはCatchy無料クレジット10で何ができる?記事1本でほぼ使い切るで消費数から逆算しました。言い換え目的で長文を何度も回すつもりなら、無料枠の10という数字は最初から足りない前提で考えたほうがいいです。

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3. 固有名詞や略語が入っているなら、言い換える前に直す

公式ヘルプ「Catchyが苦手な情報について」は、苦手な入力を3つ挙げています。最新の情報、ローカルな固有名詞、略語です。対処法も具体的です。

略語についてはMTGではなく「ミーティング」、PERではなく「株価収益率」と書くなど、正式名称に直して入力しましょう。

固有名詞については、「ジャニーズ」で見出しが的外れになった例に対して「日本のアイドル事務所」という説明を足したら適切な見出しが出た、という流れがヘルプに載っています。言い換えの精度が低いと感じたとき、原因が入力側の略語や固有名詞にあることがあるということです。雰囲気を切り替える前に、ここを潰すほうがクレジットの節約になります。

正直なデメリット

雰囲気の選択肢は3つしかない。 丁寧・カジュアル・大胆の3択です。「ですます調のまま少しだけ柔らかく」のような中間は選べません。細かく調整したいなら、結局は入力文を書き直すか、出てきた文章を自分で手直しすることになります。しかもβ版のままです。

言い換えの失敗もクレジットを消費する。 気に入らない出力に対して返金やリトライ枠はありません。長文ツールは1回4クレジット、途切れたときの再生成も4クレジットと公式に書かれています。ここは記事作成系のツール全般に共通する話で、他社と比べる材料はAI記事作成ツール比較|日本語6つの料金と無料枠を公式表記のまま並べたにまとめてあります。

NGワードの一覧は公開されていない。 公式ヘルプには「恐れ入りますが、使用できない単語(NGワード)に関しましては一般公開しておりません」とあります。「使用できない単語が含まれています。表現を変更してください。」と出た場合、どの語が引っかかったかは自分では分かりません。公式の案内は、入力した文章の全文をチャットか問い合わせに貼って調べてもらう、という流れです。言い換え作業の途中でこれに当たると手が止まります。

ヘルプ内でAIモデルの記載が揃っていない。 これは調べていて一番気になった点です。学習データの時点について、「良いテキストを生成するコツ」は「gpt-3.5-turbo」「2022年の1月まで」、「Catchyが苦手な情報について」は冒頭で「GPT-3」「2021年の6月まで」と書き、同じページの下のほうでは「gpt-3.5-turbo」「2021年の9月まで」となっています。同じヘルプサイトの中で3通りの記述が並んでいるわけで、どれが現行の仕様かはこの記載からは判断できません。最新の話題を言い換えさせたい場合、どこまで知識があるかは公式の文書では確かめられない、と考えておくのが安全です。

解約しても払った分は戻らない。 言い換えのために有料プランへ上げてから「思っていた機能と違った」となっても返金はありません。条件はCatchyの解約方法と、解約後もクレジットが残る条件|返金は無いに整理しました。

よくある質問

Q. Catchyに「言い換え」という名前のツールはありますか? 公式ヘルプの目次にはその名前の項目が見当たらず、生成ツールの一覧はログイン後の画面にしか表示されないため、この記事では確認できませんでした。公式サイトの表記は「100種類の生成ツール」までで、個別の名前は登録前に見られません。無料プランでも「全生成ツール利用可能」と明記されているので、名前を確かめる目的なら無料登録してツール画面を開くのが確実です。

Q. 言い換えた文章はそのまま仕事で使えますか? 公式ヘルプ「著作権・商業利用について」には「Catchyの著作権は作成者に帰属され、Catchyで作成したテキストは商業利用可能です」と書かれています。ただし生成物をそのまま公開する場合の注意点はツールごとに前提が違うので、AI記事作成の商用利用と著作権|公式規約に書いてある注意点を読み比べたも合わせて確認してください。

Q. 無料の10クレジットで何回くらい言い換えを試せますか? 使うツール次第です。公式ヘルプは「基本的に、1度文章を生成するごとに1クレジット消費する仕組み」としたうえで「長い文章が生成できるツールの場合、2〜4クレジット消費されます」と書いています。短いコピー系なら雰囲気を3つ試しても3クレジットですが、記事の本文は1回4クレジットなので2回で終わりに近づきます。広告コピーの言い換えから入るなら広告コピーが思いつかないときに、手を動かす順番を決めておくの手順と組み合わせると試行回数を減らせます。

まとめ