結論から言うと、Zoom会議にNotta Botを入れる方法は3つあり、自動で入れたい場合も「Zoomと連携」を選ぶ必要がない人のほうが多いです。公式ヘルプでは、Zoom連携による自動参加はプレミアム以上・自分が主催する会議だけが対象です。一方、Googleカレンダーなどとつなぐカレンダー連携の自動参加はすべてのプランで使え、ゲストとして出る会議も対象になります。他社が主催する会議が多いなら、カレンダー連携から設定してください。
Notta BotをZoomに入れる3つの方法(2026年9月23日時点)
Nottaのヘルプセンター「自分が主催するZoomミーティングにNotta Botを自動追加する」には、3つの方法の比較表が載っています。そこに各記事の前提条件を足して並べました。
| 方法 | 対象プラン | 自分が主催の会議 | ゲストで出る会議 | 事前にやること | 対応する会議サービス |
|---|---|---|---|---|---|
| Zoom連携による自動参加 | プレミアム・ビジネス・エンタープライズ | 対象 | 対象外 | Zoomと連携し、設定で自動参加をオン | Zoomのみ |
| カレンダー連携による自動参加 | すべてのプラン | 対象 | 対象 | Google/Outlookカレンダーに予定を登録 | Zoom・Google Meet・Teams・Webex |
| 会議リンクで手動招待 | すべてのプラン | 対象 | 対象 | 不要(会議のたびにURLを貼る) | Zoom・Google Meet・Teams・Webex |
| デスクトップ版のBotなし録音 | すべてのプラン | 対象 | 対象 | デスクトップ版を入れて録音開始 | 公式記事はZoomでの手順 |
Zoom連携の注意事項には「他者が主催する会議にゲストとして参加する場合は、この設定による自動参加は行われません」とはっきり書かれています。取引先から届くZoomのURLに自動で入ってほしい、という用途には合いません。
設定手順
カレンダー連携で自動参加させる(すべてのプラン)
- Notta Web版でGoogleカレンダーかOutlookカレンダーを連携する
- 「Web会議の予定」を開き、右上の歯車アイコンから設定画面へ進む
- 「カレンダー予定への自動参加」をオンにし、対象の会議サービス(Zoomなど)と会議の種類を選ぶ
会議の種類は「すべての予定」「社内会議」「外部会議」から1つ選べます。社内か外部かは、招待された人のメールアドレスのドメインが自分と同じかどうかで判定されます。会議タイトルのキーワードで対象を絞る「自動参加許可リスト」「自動参加除外リスト」もあります。
Zoom連携で自動参加させる(プレミアム以上)
- Notta Web版の左下「連携とアプリ」から、Zoomの「連携する」を押して連携を完了する
- 右上のプロフィール画像→「設定」→「Notta Bot」を開く
- 「Zoomミーティングへの自動参加」をオンにする
連携したZoomアカウントでホストとして会議を始めると、Notta Botが参加を試みます。カレンダーに登録していない、急に立てた会議でも入ってくれるのがこの方法の利点です。
Botが入れない・自動参加しない条件
設定したのに入ってこない、という場合は、ほとんどが公式に書かれた条件に当たっています。
- Zoom側の設定:「外部参加者によるローカルレコーディング」が有効になっている必要があります。Zoomウェビナーには対応していません
- 会議が始まっていない:進行中(主催者がミーティングを開始した状態)の会議のみ文字起こしできます
- 承認が5分以内にされない:待機室が有効な会議では、ホストが5分以内に参加を承認しないとBotは自動的に退出します。Zoomは参加の承認に加えて録画の承認も求められます
- カレンダーに同期されない予定:終日の予定、終了時刻が夜中の0時の予定、日をまたぐ予定は同期されません。同期されるのは2週間先までです
- 直前に立てた会議:会議が10分以内に始まる場合、自動参加を有効にできない可能性がある、と注記されています
Zoomの録画承認については、カレンダー連携の設定画面に「ホスト承認の必須化」という項目があり、これをオフにするとZoom会議に限りホストの承認を経ずに録画できる、とも書かれています。自分が主催する定例なら、ここを見直すと手間が1つ減ります。
判断軸は3つ
1. 自分が主催する会議か、呼ばれる会議か
主催する会議が中心で、カレンダーに入れずに会議を立てることが多いならZoom連携です。呼ばれる会議が多いなら、プランに関係なくカレンダー連携一択です。両方ある人は、カレンダー連携を基本にしておけば取りこぼしが少なくなります。
2. 無料のままで足りるか
カレンダー連携の自動参加は無料でも使えますが、フリープランの文字起こしは料金ページで「1回につき3分まで」です。Botが自動で入っても、1回に起こせる長さはこの上限の中です。無料枠の詰まり方はNotta無料プランの制限に書きました。また、フリープランではBotの表示名を変えられず、録音通知バナーを非表示にする機能も使えません。
3. 相手にBotを見せたくないか
取引先の会議に「Notta Bot」という参加者が入ることに抵抗があるなら、デスクトップ版のBotなし録音があります。PCのマイク音声とシステム音声を直接録るため、Botの入室承認が要りません。ただし公式記事は、録音前に必要な同意を得ることはユーザー自身の責任だと明記しています。
会議が日本語と英語の混在なら、手動招待の画面で「2か国語」に切り替えられます。ただし回数に上限があるので、Nottaの英語文字起こし精度と2か国語の回数制限を先に確認してください。
正直な短所
Zoom連携の自動参加:プレミアム以上が必要なうえ、ゲスト参加の会議には効きません。Google MeetやTeamsにも使えないので、会議サービスが混ざる職場では結局カレンダー連携も設定することになります。
カレンダー連携の自動参加:予定に会議URLが入っていないと対象になりません。終日予定や日をまたぐ予定も拾われず、直前に立てた会議では間に合わないことがあります。
Botを使う方法全般:ホストの承認が要り、待機室で5分放置されると退出します。自分がホストでない会議では、相手の操作に左右されます。Zoom自体の文字起こし機能で足りるかどうかはZoomの文字起こしを無料でやる方法と比べてみてください。
よくある質問
Q. NottaのZoom連携は無料プランでも使えますか。 Zoom連携による自動参加は、公式ヘルプでプレミアム・ビジネス・エンタープライズが対象です。無料プランで自動参加させたい場合は、すべてのプランが対象のカレンダー連携を使います。
Q. Notta Botが会議に入ってこないのはなぜですか。 公式ヘルプでは、会議が始まっていない、Zoomで外部参加者のローカルレコーディングが無効、ウェビナーである、ホストが5分以内に承認しなかった、といった条件でBotは参加・録音できません。Zoom連携の自動参加は自分がホストの会議だけが対象です。
Q. 他の人が主催するZoom会議も自動で文字起こしできますか。 カレンダー連携の自動参加なら、予定に登録された会議はホスト・ゲストを問わず対象です。ただし待機室が有効な会議では、Botの参加にホストの承認が必要です。
まとめ
- 自動参加は「Zoom連携(プレミアム以上・自分が主催の会議だけ)」と「カレンダー連携(全プラン・ゲスト参加も対象)」の2種類
- 入らない原因の多くは、Zoomのローカルレコーディング設定、会議が未開始、5分以内の未承認、同期されない予定
- 無料のままBotを入れても1回3分まで。相手にBotを見せたくないならデスクトップ版のBotなし録音